〇アドレナリンが及ぼすトレーニングへの影響
交感神経が優位になるとどういう生理現象が起こるか説明しています。
気分が高揚して興奮モードになってくると、自律神経のうち交感神経が優位になってきます。
そうすると、副腎髄質からアドレナリンが分泌されてきて以下のような現象が起きてきます。
心拍数 … 増大
血糖値 … 上昇
胃運動 … 抑制
気管支 … 拡張
遊離脂肪酸 … 上昇
などが見られてきます。
そして運動能力をなるべく高く引き出させてくれます。
しかし、自律神経はバランスを保っていますので、常に交感神経が優位というわけではありません。
私の場合は、高重量などを扱う前に「鼻息」をわざと荒くして、交感神経が優位になるようにしたりします。
すると、意外と上がりやすくなったりします。
皆さんも機会があれば、お試しください。
参考文献:生理学(南江堂)