〇クレアチンの効果
生成されるまでの過程やその効果について説明しています。
クレアチンは、有機酸(有機化合物の酸)の一つで、筋肉中に存在します。
生理学的に説明をすると、アルギニンとグリシンというアミノ酸から、クレアチンキナーゼなどの酵素により腎臓と肝臓にてクレアチンに合成されます。
人間にはエネルギー機構として幾つか種類があります。マラソンや水泳など酸素を取り込むの作用を酸化機構といって、いわゆる「有酸素運動」になります。
そしてクレアチンですが、人間が瞬発力を必要とする動作を行う時のエネルギー源として使用されます。
そしてこの瞬発系の素早い動きのことを、クレアチンリン酸機構といいます。
ウェイトトレーニングでは、高重量トレーニングやクイックリフト(クリーン・スナッチ・ジャーク)などが該当します。
またクレアチンは筋中水分への取り込みを増加します。筋肉周辺の組織にある水分を取り込んでいくため、体重が増加(バルクアップ)しやすい傾向になります。
※ 個人差があります
逆を言うと減量期には向いていないサプリメントでもあるので、体重の減少が停滞した場合、クレアチンの摂取を避けるとまた減り始めたりする可能性もあります。
よって、反応は個人差がありますから、そこは記録を取りながら試してみると良いかと思います。