〇首を勢い良く振る
緊張性頸反射について説明しています。
緊張性頸反射は頸反射と略されていることも多いです。
その頸反射とは、脳幹(中脳・橋・延髄の総称)で起こる原始反射の一つです。これは生後4週間から8週間くらいから現れたりします。
頸反射というくらいですから、もちろん「首を振る」動作になってきます。
首を前屈(前に倒す)する動作が関係するエクササイズでいうと、ベンチプレスなどのいわゆるプッシュ系の種目が該当します。
首を背屈(後ろに倒す)する動作ではデッドリフトなどの引っ張る動作、プル系のエクササイズが該当します。
では、頸反射を利用したトレーニングでは、どういったことが起こるのかというと、反射により力が発揮され、高重量が挙がりやすくなります。
よって、いつもより重たいものが挙がりやすくなるので、ついついこれに頼ってしまいがちですが、反射による動きなので、本来のターゲットとしている筋肉に刺激がいきにくくなります。
また、無意識に起こっていることも多いので、トレーニーは注意が必要です。
しかし、スポーツ選手やアスリートは、この頸反射を利用することでパフォーマンスの向上が望めます。
野球ならばピッチング時の動作で、頸反射を利用することでよりスピードのある球が投げられますし、サッカーではボールをける瞬間に頸反射が起こり、より遠くへ蹴ることが可能となります。
まとめると、筋力トレーニングではあまり多用しすぎずに、競技ではどんどん利用していただくと良いかと思います。
参考になったでしょうかね? また会いましょう!
緊張性頸反射について説明しています。
緊張性頸反射は頸反射と略されていることも多いです。
その頸反射とは、脳幹(中脳・橋・延髄の総称)で起こる原始反射の一つです。これは生後4週間から8週間くらいから現れたりします。
頸反射というくらいですから、もちろん「首を振る」動作になってきます。
首を前屈(前に倒す)する動作が関係するエクササイズでいうと、ベンチプレスなどのいわゆるプッシュ系の種目が該当します。
首を背屈(後ろに倒す)する動作ではデッドリフトなどの引っ張る動作、プル系のエクササイズが該当します。
では、頸反射を利用したトレーニングでは、どういったことが起こるのかというと、反射により力が発揮され、高重量が挙がりやすくなります。
よって、いつもより重たいものが挙がりやすくなるので、ついついこれに頼ってしまいがちですが、反射による動きなので、本来のターゲットとしている筋肉に刺激がいきにくくなります。
また、無意識に起こっていることも多いので、トレーニーは注意が必要です。
しかし、スポーツ選手やアスリートは、この頸反射を利用することでパフォーマンスの向上が望めます。
野球ならばピッチング時の動作で、頸反射を利用することでよりスピードのある球が投げられますし、サッカーではボールをける瞬間に頸反射が起こり、より遠くへ蹴ることが可能となります。
まとめると、筋力トレーニングではあまり多用しすぎずに、競技ではどんどん利用していただくと良いかと思います。
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