筋力と筋量、似たような言葉ですね。
お客様からもこれらの違いを良く聞かれます。それでは、簡単に解説していきますね。
筋力とはストレングス、つまり力の強さのことをいいます。強度でいうと、3~5回くらいしか挙上できない重量です。
ですから、そんなにガンガンに回数をこなしてパンプアップさせるというよりも、重たいものをガツーンと上げるイメージです。
ここでの目的は、ズバリ挙上重量の向上です。
マックスを伸ばしていくには、それに近い重たいものを挙上する必要性があります。
こうすることによって、神経伝達域や瞬発力系のアップが望めます。
また、高重量トレーニングを行うと腱が強化される傾向になります。
腱とは筋肉の末端で、ゴムのように伸び縮みする役目をします。
よく「高重量をするとケガをする」という話を聞きますが、うまく活用すれば逆にケガの予防にも作用します。
※但し、無理をするとケガの要因になります
マックス重量を伸ばしていくのには、やはりそれに近い重量で行うことが必須となってきます。
この強度で行うトレーニングは挙上重量を伸ばしたい人や、競技などを行っていてパフォーマンスを向上させたい方に向いています。
話しが少しそれましたが、筋力とはストレングスのことを意味します。
次回は『筋量』についてです。