「重たいものをやらないとトレーニングに
ならないんですよね？？」
こういった質問を受けました。
『筋肉をつける = 重いもの』といった
イメージを持たれている方も少なくないと
思います。
確かに高重量のトレーニングでは、
・筋力向上
・腱の強化
・神経系の適応
・バランス能力の向上
など様々な恩恵を期待することができます。
しかし、筋力の強さと持久力は反比例します
から、高重量のトレーニングでは反復回数は
必然的に少なってしまいます。
そうなると消費カロリーという面では、そこ
まで高くないということが予想できます。
※休息時間は長くなるのでトレーニング時間
自体は長くなりやすい傾向になります
またトレーニングレベルが確立されていない
段階での高重量トレーニングでは、フォーム
が崩れていたりして、ケガのリスクが伴った
りします。
ですから、高重量のトレーニングばかりに
目が行きそうでも、中程度や軽めの重量で
やってみることをお勧めします。
私自身、実際に高重量のトレーニングをやる
のは2週間に1回ほどです。主に中程度の
重量で8～12回くらいのセットで組んで
いる事が多いです。
2週間以上間隔が空いてしまうと、さすがに
筋力の維持が難しくなりますが、逆をいうと
その間であれば、高重量をそこまでやる必要
はあまりないということです。
※最大重量を伸ばしたい場合は除く
よって、筋肥大させたい場合やシェイプ
アップをしたい場合は、無理に重たいもの
ばかりやらず、軽いもので高回数などの
セットを組んだりするのも手です。
男なら重たいものでやりたいという気持ち
は分かりますが、重量だけに目がいかない
ように気を付けていきましょう～
参考文献
「NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識」
