「スクワットやデッドリフトなど強度の高い
トレーニングをしていると、お腹が緩くなる
んです」
といった相談を受けました。
キング・オブ・エクササイズのスクワット
やビッグスリーの一つデッドリフトは、強度
の高いエクササイズで知られています。
さてこれらのトレーニングで共通している
のは、椎骨に長軸方向のストレスがかかる
動作で、体幹を安定させる必要がある種目
となります。
椎骨に長軸方向のストレスというのは、バー
ベルなどの負荷が下背部に伝わることをいい
ます。
その為、胸を張って姿勢を正し、いわゆる
「踏ん張る」ことが求められます。
そうなると、腹圧を高めて体幹を安定させ
なくてはなりませんが、その腹圧により腸内
が刺激され、お腹が緩くなったりしてしまう
ことがあるのです。
特に高重量でのトレーニングでは、それを
顕著に感じやすいのではないでしょうか。
私自身、スクワットを行っていると稀にそう
いった状態になることもあります（苦笑）
ですから、お腹が緩くなるほどハードに行
っていると思えばよいでしょう。
もちろん、エクササイズ中に手遅れになら
ないように気をつけて下さいね～
参考文献
NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識
