体重の減少が停滞してきたら・・・
ダイエットに励んでいると必ずぶち当たる壁があります。
それは『体重の減少が停滞』するということです。
さて、ここで何をすべきか・・・
多くの方はこう考えるのではないかと思います。
①食事量を減らす
②運動量を増やす
③食事量を減らし、運動量を増やす
といった感じでしょうか。
それでは一つずつ紐解いていきますね。
まず①についてです。
ここでいうと何をどれくらい減らす
のかが重要となってきます。
一番に挙げられるのが糖質(炭水化物など)のカットだと思います。
糖質をカットしすぎると、筋肉のカタボリック(分解)に繋がるおそれがあります。
実はそれ以外にも見直す点があるはずです。
例えば、料理に使用している調味料や食材などです。
調味料は、意外と糖質や脂肪が多かったりしますので、その量を調節するだけでも効果があったりします。
食材(肉類)についても、調理の前に包丁やハサミなどで細かい脂肪分をカットするようにしましょう。
続いて②についてです。
運動量を増やすとは、きっと有酸素運動を増やす方が多いでしょう。
しかし、有酸素運動に頼り過ぎてしまうとこれも筋肉のカタボリック(分解)に繋がってきます。
また、疲労が溜まることで筋トレの強度が下がり、結果サイズダウンのおそれもあります。
有酸素運動ではなく、むしろ筋トレの強度を上げるというのも一つの手です。
時間的に有酸素運動が30分から60分くらい行うとしたら、その分を筋トレに回しても良いかなと思います。
※もちろん、そんなにできないと思いますが
気持ちとしては、有酸素運動に時間配分を持って行かず、各種目をもう1セット増やしたり、耐乳酸性トレーニングを実施するのも良いです。
最後に③です。
両方実施した方が、確かに体重の減少が早まるかと思います。
ですが、度々申し上げている通り、カタボリック(分解)のおそれがあります。
しかも、両方行っているとそのスピードも高くなるでしょう。
よって③を実施するのであれば、ほんの少しずつ様子を見ながら行うのがベストかと思います。
なぜ重ねてカタボリックが怖いといいますと
カタボリックは筋肉の量が減ることです。
筋肉の分解が進むと基礎代謝が減少します。
その結果、体脂肪の燃焼が低下します。
体脂肪が燃焼しづらい体質では、リバウンドのリスクが高まってしまいます。
体重の減少が停滞してきたと感じたら、とにかく筋トレをガンガン行いましょう!
基礎代謝が向上すれば、脂肪も徐々に減少してくるはずです。
さあ、ハードに筋トレを行う気になってきませんか??