「トレーニングを続けていたら、
血圧が下がってきました」
といった報告を受けました。
血圧が高め（収縮期140mmhg、拡張期
90mmhg）の状態が継続すると、心臓
発作や脳卒中の危険因子となります。
なるべくならお薬に頼らずに改善して
いきたいものですよね。
本来、血圧が高めだとウェイトなど
のトレーニングは控えるようにいわ
れるかもしれません。
しかし、きちんとしたプログラムの
上で行えば改善の方向に向かうの
です。
確かに血圧の高い状態で、高強度や
高重量のトレーニングなどは血管に
負担がかかり、推奨することはでき
ません。
それは高重量などで行うと次第に
踏ん張るようになりますが、これ
が血管内の圧力を高めてしまうこと
から、医師から止められる要因と
なるのです。
ですから、負荷を軽め（40～50RM
程度）にして、回数を多めにすれば
筋トレというよりも有酸素運動に近
くなることから、血管内の改善に
繋がるトレーニングになります。
またそれに加えて、ウォーキング
などの軽めの運動を加えたら、更に
良い結果が得られるはずです。
このような軽めの運動を週に3～7
回を入れて行くと、回復方向へ向かう
でしょう。
そして軽めの運動が慣れてきたら、
徐々にその強度を高めていくことも
可能です。
もちろん、食事の改善も忘れては
いけません。
醤油や塩などのかける量を減らし
たり、ラーメンやうどんなどの
スープも飲むのを控えたりしま
しょう。
地道な努力をしていけば、必ずや
改善に向かいますから、薬が手放せ
なくならないうちに、是非運動を
取り入れてみて下さい。
運動は最高のお薬になりますよ～
参考文献
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