カッコいい身体を作る・ダイエットを成功させる
高田馬場パーソナルトレーナー　糸井克徳　公式サイト

「たまに可動域が小さくちょこちょこ
動かしている人を見るのですが、あれ
って何か意味あるのですか」

といった相談を受けました。

トレーニングの基本では、フルレンジ
の可動域全般で行うことが一般的で
あります。

ただ、中には可動域を一部のみで
行うやり方があります。それを
パーシャルレップといいます。

パーシャルとは部分的という意味で、
一部の範囲のみで行うということに
なります。

このやり方で行うと、短時間で強烈
にパンプさせることが可能です。

但し、パーシャルレップを行うに際して
幾つか注意しなければならないこと
があります。

まず一点目です。

各種エクササイズには、スティッキング
ポイントと呼ばれる部位が存在します。

これは動作中に一番きつく感じるポジ
ション（姿勢など）になります。

例えばスクワットであれば、一番低く
しゃがんだ姿勢になりますし、ベンチ
プレスであれば、バーが胸に着くところ
になります。

こういった「きつく感じる」場所を
刺激させてあげます。スタートポジ
ションなど楽に感じる場所でのパー
シャルレップは、あまり意味があり
ません。

そして二点目。

スティッキングポイントで行うので、
ケガを防止する為、いつも扱っている
重量より軽め（80％くらい）に設定
します。

こうすることで、安全にかつ効果的に
ターゲットとする筋肉を刺激すること
ができます。

ですから、一部の範囲のみで行っている
というのは、このパーシャルレップを
使用しているということになると思わ
れます。

私自身、あまり時間が取れない場合
などこのやり方を使用して、短時間で
追い込んだりします。

多用すると、慣れてしまったり、ケガ
のリスクもあるので、刺激の変化を
させる時に用いると良いかと思い
ますよ～