カッコいい身体を作る・ダイエットを成功させる
高田馬場パーソナルトレーナー　糸井克徳　公式サイト

「ダイエットをしているのに、1日に
何度も食事をしている人がいるのですが
それは何でですか」

といった相談を受けました。

今はダイエットに『ご飯を全く食べ
ない』なんて方法を取っている人は
少ないのかもしれません。

しかし、中には1日に6食くらい
摂っている人もいますよね。

実際、私自身も減量中は食事の回数が
5～6回くらいになります。

なぜ食事回数を多くするのかというと、
血糖値が関与してくるからです。

通常、食後はインスリンが働いて血糖値
が上昇した分を下げてくれます。そして
時間と共に安静時血糖値になります。

そして血糖値が下がってくると、空腹を
感じたりするのです。しかし、このバラ
ンスが崩れることがあります。

それは、例えば1回の食事でドカ食い
をしたとします。すると血糖値が一気
に上昇してしまいます。

その結果、過剰なエネルギーは行き場
がなくなるので、それらを脂肪として
体内にを蓄積してしまうのです。

そしてこれらが、内臓脂肪や皮下脂肪
として蓄えられるので、結果太るという
ことになります。そう考えると満腹に
するというのは、肥満を誘発するだけ
の行為と考えられますよね。

ですから、昔から『腹八分目』といわ
れているのは、実に理にかなったこと
なのです。

これをダイエットに応用すると、僅かな
食事量で血糖値を少しだけ上昇させて、
数時間後にまた軽く食事をするという
ことを繰り返すせば、過剰なエネルギー
として蓄えるリスクを抑えられるという
ことなのです。

こうすると常に安定した血糖値でいら
れるので、ダイエット時には少ない量
で回数を多くするという方法が多く
取られています。

私の場合、1回の食事で腹6分目くらい
の感覚で食べるようにしています。常に
『軽くお腹が空いている』という状態
です。

これくらいの方が体重の減少も感じ
ますし、集中力も高まったりします。

とはいっても、これは人によりその
感覚に差がありますから、自分なりの
食事量と食事回数をテストしながら
見つけると良いと思いますよ～

参考文献：栄養の基本がわかる図解事典