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基本の種目を見直してみる
「最近、変わったやり方のエクサ
サイズって何かありますか」
といった相談を受けました。
フィットネスが広まって、トレーニング
に打ち込む人が増えていますよね。
そうなると、テレビや雑誌などで
トレンドを紹介され、変わりダネ
のエクササイズを行っている人も
見かけることも多くなりました。
特に、お尻系のトレーニングを見か
けることが多いような気がします。
グルートブリッジ（スタートポジション）
トップポジション
この手のエクササイズが悪いという
わけではありませんが、一度基本に
帰ってビッグスリーから取り組んで
みるのも良いかもしれません。
ビッグスリーとは
・スクワット
・デッドリフト
・ベンチプレス
のことです。
この中でも下半身の軸となるスク
ワットは、『トレーニングの王様』
と呼ばれるほどの強度でもあり
ます。
スクワット一つで、筋肉600近く
あるところの約3分の1にあたる
200近い筋肉が動員されていると
いわれています。
ボトムポジション（膝が水平）まで
降ろせばヒップアップはもちろんの
こと、ハムストリングスや体幹の
強化に繋がります。
デッドリフトも下背部を中心に背面
を全体的に鍛えてくれますし、腹圧
も高まりますから、これもまた体幹
の安定に繋がります。
ベンチプレスは、身体の前面を中心
に胸から肩周り、上腕三頭筋も刺激
してくれます。
またこのビッグスリーに共通している
のは『キツイ』ということです。
それだけに無酸素の状態が続くこと
から、心拍数が上昇して酸素過消費
モードになることから、トレーニング
後の脂肪燃焼効果も期待できます。
またビッグスリーをやり込めば、筋力
が向上して、更に強度の高いメニュー
をこなすことができるようになるので
筋肥大やシェイプアップにも繋がって
きます。
トレーニーの中には、この3つの
エクササイズしか行わない方もいら
っしゃいます。
それだけでも充分に鍛えることが
体感としてあるからでしょう。
私自身もビッグスリーのトレーニング
は必ず取り入れるようにしています。
それはやはり効果が高いと自分の中
に実感があるからです。
トレンドのトレーニングも良いです
が、是非ビッグスリーも取り入れて
みて下さいね～
参考文献
NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識
2019年07月02日 23:25
