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ショルダープレスで鍛える（フロントとバックの違い）
※ページの下に動画があります
「フロントプレスとバックプレスでは
どちらの方が効果が高いですか」
といった相談を受けました。
肩を鍛えるショルダープレスには、
大まかに分けるとフロントプレス
とバックプレスがあります。
フロントプレス
バックプレス
どちらにもメリットとデメリットが
ありますので、その特性などを理解
して行なっていくと良いでしょう。
まずフロントプレスです。
主に三角筋前部線維から中部線維
などを刺激していきます。
メリットとしては、やり易さや高重量
を扱いやすいといった点が挙げられる
かと思います。
そういったことから、ジムでもフロ
ントプレスの方がやっている割合は
高いかもしれません。
特にマシンに関していえば、作り的に
フロントプレス使用になっているもの
が多いです。
デメリットとしては、上体がのけぞり
三角筋よりも大胸筋上部線維でプレス
しがちになってしまうことです。
のけぞったフロントプレス
確かにこのように行えば重量も扱え
ますが、主働筋を考えたら気を付け
なくてはなりません。
行う際には、背中が反り過ぎない
ように体幹を安定させて行う必要が
あります。
そしてバックプレスです。
これに関しては、主に三角筋中部
線維が中心になっていきます。
メリットとしては、フロントプレスに
比べて三角筋の中部線維に刺激が
集中しやすいということです。
フロントプレスは先に説明した通り、
姿勢が崩れると刺激が分散してしま
いがちです。
デメリットとしては、重量は重たい
ものを扱いにくく、肩の可動域の
関係からうまくコントロールしに
くく感じるケースもあります。
ですからバーベルでのバックプレス
を初めて行う際には、充分に気を
付ける必要があります。
また専用のマシンはあまり見かけ
ませんが、シートを逆の向きで座る
とバックプレスと同じような刺激
にすることができます。
マシンによるバックプレス
これらのことから、髙重量を狙う
場合や安全面を重視して行うので
あれば、フロントプレスが向いて
います。
そして三角筋中部繊維にしっかり
効かせる場合は、バックプレスと
使い分けると良いかと思います。
どちらかに偏りすぎないようにバラ
ンス良く鍛えていきましょう～
ショルダープレス（スタンディング）の動画はこちらから
ショルダープレス（シーテッド・バックプレス）の動画はこちらから
マシンバックプレスの動画はこちらから
2019年11月25日 19:36
