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ボディビルで前腕トレは必要ですか？
「ボディビルのコンテストでは前腕の
筋肉は評価の対象になりますか」
といった相談を受けました。
ボディビル大会といったら、太い脚
や幅広い背中など目立つ筋肉はすぐ
目が行くと思います。
ただそういったところだけで優劣が
決まるのではなく、細かい筋肉を
含めた全体的なバランスで評価が
変わってきます。
例えばカーフ(ふくらはぎ)も鍛えて
いるのとそうでないのかは、審査員
はもちろんのことボディビル競技者
であれば、その差はすぐに分かって
しまいます。
ですから前腕部も見る人が見たら
一発で分かってしまうので、鍛えて
おく必要があります。
その前腕部がどのポージングに関係
してくるかというと、
・フロントダブルバイセプス
・サイドチェスト
では見え方で大きく印象も変わって
きます。
まずフロントダブルバイセプスでは
手首を掌屈させながらポージングを
取るので、前腕屈筋群が鍛えられて
いるとより深いセパレーションを
アピールできます。
では前腕屈筋群のエクササイズ
でいうと『リストカール』が該当
します。
ダンベルやEZバーなどを握って
手首を丸めるように動かすエクサ
サイズです。
スタートポジション
トップポジション
また前腕のトレーニングというわけ
ではありませんが、私が取り組んだ
中で意外と効果を感じたのが『チン
ニング』です。
スタートポジション
トップポジション
チンニングをやり込むことで自然
と前腕部が発達して、溝が深く
なったのを実感しました。
続いてサイドチェストに関する前腕
の筋肉は腕橈骨筋です。
前方でポーズしている側の前腕が
発達しているかどうかも、差がはっ
きり出やすい部位でもあります。
その腕橈骨筋を鍛えるエクササイズ
は『ハンマーカール』です。
スタートポジション
トップポジション
この筋肉は力学的に有利に働くので、
意外と高重量でも可能ですし、ダン
ベルやロープなどで行うこともでき
ます。
とここまで幾つか紹介してきました
が、これらはやっておいた方が良い
でしょう。
コンテストでは大きな筋肉では差が
見られないと、他の細かい筋肉で
順位が大きく変動することもあり
ますから。
ボディビルでは顔以外の首から下
が評価の対象になっているので、
是非細かい筋肉も鍛えてあげて
下さいね～
2020年12月16日 19:42
