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夜の食べ過ぎをどうにかしたいのですが･･･
「昼食に時間があまりなく、夜に沢山
食べてしまい、体重が増えてしまうの
ですが、どうしたらよいですか」
といった相談を受けました。
仕事などの都合で時間がなく、自宅に
帰ってきてから大量に食べてしまう
というケースは結構あるようです。
しかし夜の食事を満腹まで食べて
しまうと、脂肪の増加に直結する
おそれが高くなります。
夜は活動が少なくなりますから、余分
なエネルギーは脂肪として溜め込んで
しまいますからね。
そうならないようにするには、間食
をうまく活用して、夜の食べ過ぎに
対処していきましょう。
ではその間食はどういったものを
選ぶのかが重要になるのですが…
それは『タンパク質』の食品が
良いでしょう。
理由としては糖質系のものに比べ、
消化に時間がかかる(腹持ちが良い)
上に低カロリーのものが多いから
です。
例えば甘いお菓子などは、どんどん
手が進んでしまうでしょうし、それに
伴ったオーバーカロリーのおそれも
出てきます。
それに比べささみ缶やノンオイルの
ツナ缶などは非常に低カロリーで
手軽に摂取が可能です。
私が間食に用いる食材は
・ささみ缶
・ノンオイルツナ缶
・サバ缶
・ささみバー
などです。
缶詰であれば携帯もしやすいので、
職場に置いておくのも有りです。
また『ゼリータイプのプロテイン』
も持ち運びがしやすいですし、サッ
と摂取できる点も優れています。
こういったタンパク質の食材を間食
に入れておくだけで、空腹をセーブ
させることができますし、筋肉への
リカバリーにも繋がります。
そして私が特に空腹を感じにくいもの
が『カゼインプロテイン』です。
カゼインとは、タンパク質の吸収速度
が遅いプロテインで、商品によって
6～8時間ほど時間をかけてゆっくり
吸収します。
それを利用して、食事の摂れない
時間をカゼインプロテインでカバー
するのです。
またカゼインタイプは、お腹が膨れ
やすいという点も空腹対策に繋がり
ます。
こういった特徴をうまく活用する
ことで、夜の食べ過ぎを防ぐが
ことができるでしょう。
お腹が異常に減っていなければ、そこ
まで食べてしまうおそれも減少します
からね。
夜の食べ過ぎ対策には、間食にタン
パク質を含んだ食材をうまく活用して
みて下さいね～
参考文献
栄養の基本がわかる図解事典(成美堂)
2021年06月04日 20:31
