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上腕三頭筋を鍛える時に優先するポイントとは
「腕だけの日とかを設ける余裕がない
ので、上腕三頭筋ならどこを優先して
鍛えるのが良いですか」
といった相談を受けました。
毎日ジムに来れるのであれば、腕だけ
の日を設けてじっくりできるのかも
しれませんが、中々そこまで時間が
取れない方も多いでしょう。
そこで基本となってくるのが、大筋群
を中心に鍛えることです。
要はベンチプレスやスクワットなど
の多関節運動で、多数の筋肉を動員
していきます。
そうすればあまり長時間にならなく
ても、より多くの筋肉を鍛えること
ができるからです。
そこで余裕ができたら短関節運動に
移行して、足りない部分を補うよう
にするのですが…
そこで上腕三頭筋のケースとなると
どこを優先させるのか考えていきま
しょう。
まずは先に述べた通り、プレス系の
ベンチプレスやショルダープレス
などを行っていれば、上腕三頭筋
外側頭は自然と使われていること
になります。
外側頭はプレス系エクササイズの場合
共同筋として働いているからです。
つまり外側頭は使用される頻度が多い
為、優先度はそこまで高くないことが
分かるはずです。
そうなると長頭腱はあまり使われて
いないので、この部分を優先して
上げると良いでしょう。
長頭腱はいわゆる「二の腕」と呼ば
れる部位で、バンザイをするような
オーバーヘッドポジションを取ら
ないとうまく刺激することができ
ません。
エクササイズ例として
ダンベルオーバーヘッドエクステンション
スタートポジション
トップポジション
ロープオーバーヘッドエクステンション
スタートポジション
トップポジション
などがあります。
このエクササイズは普段行わない動作
が故に、意識的に行う必要があるので
優先度は高くなります。
ですから、時間があまり取れない場合
でも、上腕三頭筋の長頭腱は鍛える
必要性があると思います。
さて。。。
以上長々と説明してきましたが、あく
まで時間がない時の優先度による
ものになります。
ですから時間に余裕があるのであれば
一つ一つのエクササイズをしっかり
実施してあげて下さいね～
＜参考文献＞
NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識
2022年04月27日 19:58
