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「腕を太くするのに上腕三頭筋を
鍛えるには、常に高重量でトレー
ニングをした方が良いですか」
といった相談を受けました。
トレーニングを行っていると、つい
重量を追及しがちになってしまう
こともあるかと思います。
実際、バルクアップを図るなら重量を
伸ばしていくことも重要です。
しかし時には、コンディションが悪く
高重量を扱えないといったケースも
あるのではないでしょうか?
そういった時は無理に重量を重たく
するのではなく、軽くても効かせる
やり方に変更した方が良いでしょう。
例えば上腕三頭筋のケースでいえば、
・ナローベンチプレス
・ケーブルプレスダウン
・ウェイトディップス
など重量を追及できるエクササイズ
が豊富にあります。
これらを行わなくても、軽めのダン
ベルで効かせられるエクササイズが
あります。
それがダンベルキックバックです
スタートポジション
トップポジション
このエクササイズ、いまいち人気が
ないのかジムで行っている人を殆ど
見かけません(^^;)
しかし軽めのダンベルで行っても
上腕三頭筋に効かせることは可能
です。
ポイントはトップポジションの時の
ダンベルの向きにあります。
このようにダンベルが下を向いている
状態だと、そこまで刺激が強くあり
ませんが…
ダンベルの向きをこのように水平
の位置にするだけで、グッと強度
がアップします
いわゆる「てこの原理」を利用して、
負荷となる地点がわずか数㎝遠くに
なるだけでも、同じエクササイズ
とは思えないほど、強度に大きな
違いが出てくるのです
私自身がダンベルキックバックを
行う時は、やはりダンベルの向き
を一番意識しています。
そうすれば、5~7㎏くらいの軽め
のダンベルでも充分に効いてくる
からです。
こういった軽い負荷では、退屈に
感じやすくなることもあるかもしれ
ませんが、少し工夫すると見方が
変わってくることもあります。
もし、食わず嫌いでダンベルキック
バックを避けていたのならば、是非
このやり方を試してみて下さいね~
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