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「股関節周りが硬くて、下半身のスト
レッチがうまくできないんです」
といった相談を受けました。
私自身もそこまで柔らかい方ではない
ので、その気持ちは分かります(^^;)
股関節が硬くて困っているという方は
特に男性に多く感じます。
前屈や開脚など殆ど動かすことができ
ないというケースもありますから。
さてそういった時には、その動きに
沿ったストレッチ系のエクササイズ
を実施することで、改善に向かって
いきます。
ストレッチ系のエクササイズとは、
その名の通り筋肉を目一杯伸ばし
ながら行うものです。
上腕二頭筋であれば
「ダンベルインクラインカール」
がそれに該当します。
ベンチを斜めにして上腕を構えること
で、垂直の状態で行うよりも二頭筋に
ストレッチがかかります。
二頭筋が通常時よりも伸ばされるので、
かなり効くんですよね~
これを下半身のエクササイズでいうと
「スティフレッグデッドリフト」が
ストレッチ系になります。
スタートポジション
↓ダンベル版はこちらから
動作は前屈と同様に、膝を伸ばした
まま負荷を降ろしていきます。
負荷が掛かっているので、半強制的
に前屈を行うことになるのです。
ただそれのおかげかセット数をこな
してくると、身体も反応してきて
徐々にですが前屈の可動域が広が
ってくるんですよね~
もちろん、動作中は負荷とストレッチ
で悶絶しそうになりますが(^^;)
それともう一つストレッチ系として
推奨できるのが、腰を浮かせて行う
アダクターです。
スタートポジション
収縮位ポジション
アダクターは座ったまま行うと、硬い
人の場合は、あまり広げることができ
なかったりします。
そこで腰を浮かせることで、動作に
余裕が生まれる為、通常よりも股関節
を広げて行うことができます。
このやり方では、開脚の動作をマシン
の負荷で半強制的に広げていくので、
自然と可動域が大きくなります。
こちらも動作中は悶絶するくらい
になりますが、その分可動域が徐々
に広がってくのを感じられます。
さて。。。
股関節が硬くても、ストレッチ系の
エクササイズを取り入れることで、
可動域の改善に繋げることができ
ます。
その共通点はどちらも「悶絶しそうに
なる!」ということです(^^;)
やはり柔軟性を向上させるには、その
ような「試練」を乗り越える必要が
あるんですよね~
ただ効果はありますので、股関節周り
が硬いと感じていたら、
・スティフレッグデッドリフト
・腰を浮かせて行うアダクター
を実施してみて下さいね!
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